お家の進路相談所スタッフブログ

デザイン、性能、どちらを優先?設計士の選び方。

2016/2/27

 

 

 昨日の新聞、

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160226/CK2016022602000035.html

著名な建築家が設計した建物でトラブルが発生し、設計者と施工会社が費用を負担して改修するとの記事です。

 

 世のなかの建築家と呼ばれる方には2種類の人がいます。片方は安全性や性能を重視した堅実的な設計をする建築家、もう片方は意匠(デザイン)面を重視し、冒険的な設計をする建築家。一般にウケがいいのは後者の建築家になります。

 

 有名になりたい、たくさん注文を取りたい建築家は、どうしてもデザイン重視になりがちです。雑誌で取り上げられたり、目立つ建物を建てれば自分の評価につながるので、時には「本当にコレでいいの?」と言いたくなるようなデザインを提案します。

 

 特徴あるデザインはややもすると、雨漏りや結露などのトラブルや不具合を起こします。冒頭の記事のように設計者が非を認め(この件では、この建築家は潔いといえます)、改修を素直に行ってくれれば良いのですが、一般住宅の場合は、ウケ狙いで設計した自称建築家と、弱い立場の施工会社のコンビでは責任回避に必死になります。

 

 設計者は「施工が悪い」とか「デザインの了承はもらっている」などと悪いのは自分ではないと言い張り、施工会社は「設計通りに建てた。」と自分の非は認めようとしません。

 

 結局は施主が泣き寝入りをするか、長期戦に持ち込み、施主の消耗により、うやむやで終わらせてしまいます。どちらにしても施主にとって良い結果にはなりません。

 

 一般住宅の場合、良い設計士とは施主を満足させるデザインと施工のしやすさや高度な建物の基本性能を両立させることができる技術を持った人でしょう。

 他人(施主)のお金で建てるのに、まるで自分のお金で建てた作品のように語るアーティスト気取りの自称「建築家」では、「居心地の良い家」はデザインできません。デザインで惑わすことができますが、基本性能は数字で表されるので騙すことができません。デザインのことばかり口が達者で、基本性能を語ることのできない設計士は要注意です。

 

 

 

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