お家の進路相談所スタッフブログ

「豊洲市場」」は他人事ではない。

2016/9/16

 

何かと話題の豊洲市場、今度は主要建物3棟の建設工事で、1回目の入札不調後、都当局が入札予定の大手ゼネコン側にヒアリングを行い、積算を事実上聞いていたことが、都幹部や受注ゼネコン幹部の証言で分かったそうです。

 

つまりは官と民が懇ろになり、つじつま合わせをして工事費を決めたようです。これでは何のために入札をしているのか?都の職員は誰のために働いているのか?設計者は建設費が大幅にぶれた責任をとらないのか(そもそも設計者が見込み違いをするからこうなった)?これが住宅建築の場であったらとんでもないことになります。

 

今回のやりとりを簡単に示すと、

都・設計者)この計画で建ててちょうだい。

建築業者) こんな価格じゃムリ~。

都・設計者)えぇ!じゃあ、いくらなら。

建築業者) 〇〇ぐらいはもらわないと。

都・設計者)じゃあ、それで…。

建築業者) しょうがない、やってやるよ。

まるでコントです。

 

仮に今回の建設費が適切な価格だとした場合、予定以上の金額を支払う都民だけが被害者です。最も重大な罪を犯したのは、計画を立案し、当初の予算案を作成・承認した「都」です、1.6倍もの予算狂いが許されるのであれば、子供だって計画できます。

 

でも実は注文住宅建築の世界でも似たようなことがまかり通っています。住宅建築で予算オーバーする理由は、主に注文者の知識経験不足です。注文住宅の計画をするときは、何度も計画の変更を重ねて決めていきます。計画の変更をするたびに、変更に要する費用を確認すればよいのですが、注文者の知識経験不足に付けこみ、設計者や建築会社がそれを怠ったり、舞い上がっている注文者に水を差さないために、わざと見積金額の報告を遅らせたりします。そして最後に「あなたの言う通りにしたからこの金額になった。」として自己責任にすり替えてしまいます。

 

結局は「自分が言ったことだから。」と引くに引かれぬ立場の注文者が予算オーバーを承諾せざる得なくなります。プロとプロの取引であれば仕方のないことかもしれませんが、住宅建築の場合は注文者だけが素人で、その他は全てその道のプロです。本当のプロであれば、本来はだれかが注文者の視線でサポートするべきでしょうが、残念ですがそんなことをしていると、自分の立場が危うくなってしまうので、誰も注文者を助ける行為をすることはありません。

 

もし注文者がそのような事態を回避したいのであれば、知識と経験を身につけるか、利害関係の無い第三者を雇い「身辺警護」させる事しかありません。

 

 

 

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