お家の進路相談所スタッフブログ

大黒柱が欲しいですか?

先日、最近知り合った、工務店の社長さんと最近の家づくりについてお話をうかがいました。話の中で「うちが造る家は、大黒柱は最低でも七寸から八寸以上にする。」とおっしゃってみえました。今時、八寸の大黒柱を探すのも大変だろうに、こだわりの家づくりをしているなぁ、と感心しましたがその話を知人にするとチンプンカンプンの様子です。

 

大黒柱という単語は知っていても、一般の方で、それがどんなものかを説明できる方は少ないでしょう。大黒柱とは木造家屋の通し柱のうち、中心となって家を支える柱を大黒柱といいます。本来は、伝統的な日本家屋の一番最初に立てる、最も太い柱のことです。土間と座敷の間に設けられ、構造上のみならず、家の象徴としても重要な柱とされてきました。

 

では、現代の家で大黒柱はどうなっているかというと、実はほとんどの家で大黒柱はありません。大黒柱が無いと聞くと、そんな家は大丈夫なのかと心配になるかもしれませんが、近代の住宅は構造の計算をしたうえでつくられますので何も問題はありません。

 

さりとて日本の家屋で、大黒柱が無いと、何となく寂しさを感じる方もいらっしゃるでしょうね。大黒柱が無くなった理由は建築技術の向上もありますが、そもそも大黒柱と言える大きさの木材が入手困難になったことが最大の理由かもしれません。

 

現代でも年配の方になると、やはり大黒柱には拘ります。無くてはならない物と思っているのに、それが無いという事は、理屈で無く感情で受け入れないのです。大黒柱はその姿から転じて『一家を支えるもの』という意味もありますので、安心を得るための「家」に肝心要を欠くことはありえないのでしょう。

 

ちなみに“八寸”とは尺貫法の寸法で、センチに直すと約24cmになります。一般的な通し柱(1階から2階まで通り抜けている柱)は12㎝程度なので、面積比で言うと4倍の面積があります。とうぜんその分頑丈にはなります。

 

 現代の建築技法も優れていると思いますが、伝統的な工法も捨てたものではありません。一生に一回の家づくりとしたら、派手な宣伝だけに振り回されずにじっくりと考えてみませんか?

 

 冒頭の社長さんの会社のいわゆる坪単価は、有名ハウスメーカーより2割ほどお値打ち価格でした。

 

 

 

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