資金援助をしてもらうと、建築会社選びに困る?
2013・08・27
先日ご相談に来社された若いご夫婦、資金面での不安、業者選びでの不安、設計の不安、健康上の不安等々・・・。年齢の割には慎重派で迷いに迷って弊社へ相談にみえました。
まだ20代ですのでじっくり考えながら進めるのがよろしいかと思いますが、慌てはじめた理由は親から「消費税が上がるからもたもたするんじゃない。」とはっぱをかけられたからとのことです。
子世帯よりも親の方が焦ってしまう理由は何故でしょうか?家庭の事情はそれぞれ違うでしょうが、私の経験ですと、ある程度の金額を親が資金援助する家庭は、結果として親が住宅取得を急かす傾向にあります。
単純に「金は出すからとっとと建てろ。」ということでしたらまだ良いのですが、「金を出すからには口も出す。」ということですと子世帯としては悩ましい事になります。ほとんどの場合、後者の「口も出す派」です、気持ちは分かりますがあまり度が過ぎると“ありがた迷惑”になり、余計に時間がかかるようになってしまうこともあります。
子世帯としては援助してもらう立場なので逆らえる立場ではありません、でもどうしても親と考え方が違う場面に遭遇すると牛歩戦略をとって時間で解決させる、という方法を選ばざるえない事にもなり、そして「うちの子たちは何をやっているんだ。」ということになります。
資金援助を受ける場合、よく親子間で意見が分かれるのは「どこの会社で建ててもらうか。」です。親は慣れ親しんだ地元の工務店や知り合いの会社で建てれば良いと決めつけますが、子世帯は沢山の会社を見てイマドキの家を建ててくれる会社を求めます。そのあたりのセンスの違いは世代間ギャップが激しいので調整が難しいです。
私も過去「親が決めた工務店で建てたくないのでなんとかしてほしい。」と頼まれたことがあります。その時は、その工務店では絶対にできない特許工法を建築の条件にしてもらい、なんとか親の方に諦めてもらいました。いまから思えば少々心苦しいのですが、おそらく親子間で話しているだけでは解決しなかったでしょう。
世の中の資金援助してくれるありがたい親は、できれば“金だけ出して口は出さない”エンジェルに徹していただきたのですが、やはりそうはいかないでしょう。この問題の解決策はいかに普段から良い親子関係を築いておくかにかかっています。資金援助を狙っている子世帯の皆さん、やはり普段から親孝行は大切ですよ、諺にもあるでしょ、
努力なくして成果なし。
この三河地方ではそろそろ稲刈りの季節です。お米を耕作してみえる方には最後のひと踏ん張りですね、残暑が厳しいですが今年も美味しいお米をよろしくお願いいたします。
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