平成25年基準地価の発表。住まいの買い時は?
2013・9・21
19日に国交省が平成25年度都道府県地価調査の結果を公表しました。
http://tochi.mlit.go.jp/chika/chousa/2013/00.html
概要は以下の通りです。
平成24年7月以降の1年間の地価について
- 全国平均では依然として下落しているものの下落率は縮小傾向が継続。
- 三大都市圏平均では、住宅地はほぼ横ばいとなり、商業地は上昇に転換。
- 上昇地点数の割合は全国的に増加。特に、三大都市圏では、住宅地の約3分の1の地点が上昇、商業地の約2分の1の地点が上昇。一方、地方圏では、9割弱の地点が下落。
- 地価公示(1月1日時点の調査)との共通地点で半年毎の地価動向をみると、三大都市圏では後半に上昇に転換。地方圏では後半に下落率が縮小。
この公表を受けて報道では「地価が上昇した。」とか「地方でも下げ幅が圧縮した。」などと前のめり気味の表現で祝砲の様に掲載しています。
報道に誤りはないと思いますが、冷静に数字を見てみると、最も上昇したと言われるこの名古屋圏の住宅地であっても、平均では0.7%上昇したにすぎません、2000万円の土地を購入するにしても14万程度の話です。
この報道だけで「土地の価格が上がるから早く買わなくっちゃ!」と慌てる必要はまったくないと思いますが、土地を供給する立場の人(売り手)にとっては「チャンス到来!」と捉えるかもしれません。
基準地価は一般的に遅行指数(景気動向指数のうち、実際の景気の浮沈の後を追って上下動するもの。景気の転換点をのちに確認する目安となる。)と呼ばれます。つまりこの時点で価格が上昇したからと言って、今後も上昇すると保証されたわけではありません。
土地の価格は、需要と供給のバランスによって決められるものです。今回、上昇した原因のひとつは、消費増税による駆け込み需要の影響があると言われています。今後もしその反動がおきるとしたら土地の価格にも影響して来るので、売り手にとっては“糠喜び”で終わる可能性も無いわけではありません。
報道に踊らされることなく、じっくりと考えて購入しましょう。大きな買い物です、多少のことで右往左往しては本当のタイミングを逃すことになってしまいますよ。
平成25年9月29日(日)
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