住宅ローン減税の誤解。
先日のセミナーは開始時刻が少々遅れまして、バタバタしてしまいお話しするのを忘れてしまったことがありましたので、こちらであらためてお伝えします。
平成25年には住宅ローン減税が大きく減額されます。(控除対象額が借入残高3000万円から2000万円へ大幅に減ってしまいます。)それを理由にしてハウスメーカーは「平成24年中に駆け込みで建ててしまいましょう。」と最後の追い込みをかけているようです。
しかし実はそれには落とし穴があります、確かに現状では3000万円の借入残高があれば、それに対して1%の30万円が最大の控除額になりますが、これは全員に対して還付される金額ではありません。
まずは大原則として“払った以上には戻ってこない”ということです。所得が500万円以内の方の、所得税の平均納税額は年間で17万円だそうです、これではローン控除を使いきれないので、住民税からも控除してもらえますが、上限で97,500円と決められていますので、合計でも267,500円しか控除されません。
上記のようにもともとが税金を納める必要のない方、又は所得税が10万円以下の方は、借入残高の対象額が3000万円から2000万円に変更になってもそれほど影響はありません。
さらに「10年間で300万円も減税されます。」と宣伝する会社もあるようですが、これは少なくとも10年後にまだ3000万円以上のローン残高が必要なので当然全員が対象になるわけではありません。
そして今後注意しなければいけないのが、消費税の増税に伴ってあらたに発表される減税措置です。以前から政府は「住宅の取得が落ち込まないように、何かします。」と宣言していますから、そちらの動向も気になります。
だからといって無理に後ろ送りにする必要もありませんが、無理に前倒しして購入する必要も無いという事です。
私事ですが、今年も9月3・4日で富士登山に行ってまいります(そろそろ宣言しないと、敵前逃亡してしまいそうなので宣言します)。膝の爆弾に負けじと頑張ります。
あぁ・・・宣言してしまった。
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