お家の進路相談所スタッフブログ

資金計画に失敗するとウッドデッキが早く劣化する?

2016/11/5

 

ひょんなことから5年ほど前に入居されたお客様宅へお邪魔する機会をいただきました。互いに近況を報告し、他愛のない会話を楽しませていただきました。帰りがけ何気なく周囲を見渡すと、気になる点が…。

 

お客様宅は新興住宅地で、同時期に建てられた家が百件以上は建っている地域です、5年も経過するとそろそろ「経年劣化」が目立つようになります。比較的敷地の広い団地なので、それぞれのお宅の庭も広く、ウッドデッキを設置している家も多いのですが、なかには同時期に造られたとは思えないほど劣化しているウッドデッキも散見されました。

 

もちろんウッドデッキは屋外で雨ざらしにされるものなので、日常のメンテナンスが必要なのですが、大抵の日本人はそれが苦手です。設置してすぐは、「頑張ってメンテナンスするぞ!」と意気込みますが、日常生活に追われ、気が付けば一度もメンテナンスしていない人も多いでしょう。

 

ウッドデッキを設置してもらう時、思ったよりも値段が高く、コストダウンのために、材料をSPFや杉などの安価な材料にしてしまうのも経年劣化を早めてしまう理由の一つです。安価な材料は素材の密度が低いので紫外線による劣化がおきやすく、見た目も早く悪くなっていきます。

 

予算が許すのであればハードウッドと呼ばれる木材や、樹脂と木粉を混合した材料を使えば、10年くらいはメンテナンスが不要になるので日本人にはおススメです。それが分かっていても安価な材料を使ってしまうのは、ほとんどが当初の予算の中に費用を組み込んでおかなかったか、外構工事の費用そのものを甘く見ていたからです。

 

やはり当初の資金計画が、家づくりにおいて最も重要な要件であることの証明でもありますね。

 

 

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