お家の進路相談所スタッフブログ

家を建てるなら、郊外か市街地か?

2016/11/6

 

昨日ご相談に見えたお客様、「不便でも広い土地を選ぶのか、便利だけど狭い土地を選ぶのか、意見が分かれています。」新居を建てる場所を決めるのに、夫婦で意見が分かれます。

 

筆者の直感では、男性が郊外の広い土地を希望、女性が市街地の土地の希望する傾向が強いと思っています。子供を持つ夫婦で、男性の主張としては、「子供に自然豊かな環境を与えたい。」「広い庭で遊ばせたい。」など、対して女性の主張は、「通学に便利。」「生活利便施設が近くにないと不便。」などです。

 

住居に対し、それぞれが違う目的を持っているので、答えが異なってくるのは当たり前なのですが、この答えを出せないご夫婦は、何故かそのことに気が付いていません。他人に言われてはじめて気が付いても、どちらかが妥協しないと何も決まりません。(稀に両方の希望を満たす物件を見つけてほしいと頼まれることがありますが、たぶん誰にも見つけられませんし、私にも無理です。)

 

土地は一度買ってしまうと、短期間で簡単には買い替えることができないものです。考えた末に、自分達にはどちらが良いのか、筆者に答えを委ねられる事がありますが、その場合、「同じ価格ならば便利な場所。」と答えます。

 

資金的に余裕があったり、購入者の家族構成や年齢によっては違う答えもありますが、資産価値を考えれば「便利な場所」の一択です。

たとえ現在の購入価格が同額であっても、時間の経過とともに郊外の土地は市街地の土地に比べ資産価値が下がっていきます。人口の減少や行政が描く「コンパクトシティ」の導入で、ますます効率的な税金の使い方が求められている時代なのに、今後さらに郊外に税金を投入する余裕はないでしょう。

 

狭い土地の欠点の多くは、建物の工夫で解決できます。家を買って損をしたくないなら「市街地」、損得の価値観よりも大切なものがあるのであれば「郊外」です。

 

 

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