お家の進路相談所スタッフブログ

住宅の引き渡しを受ける前にしておくべきこと。

2017/1/15

 

全国的に大雪の様子ですが、この地域も久しぶりの積雪、季節的に仕方がない事ですが、どうしていつも大学センター試験にかぶるのでしょう。受験生の皆さん、負けずに本来の力を出し切ってください、社会に出れば「想定外の事」なんて実は日常茶飯事です、常に普段の準備がものを言うのです。

 

弊社がある西三河地域では、冬季であっても水道管が凍結することはほとんどありません。それでも大雪が降るようなときは、給湯器が凍結して壊れたりすることがあります、最近のガス給湯器は凍結防止機能が付いているので事故は減っていますが、引き渡し時などに凍結防止機能の説明を受けていないとクレームになることもあります。

 

機種によって異なりますが、外気温が3度程度まで下がると自動でヒーター(凍結防止機能)が働き、その動作音がします。そのことを知らないと、「夜中に勝手に動く。」や「異常な音がする。」と故障と勘違いしてガス機器を扱う業者さんはてんてこ舞いするそうです。

 

これまで多くの住宅の引き渡しに立ち会ってきましたが、ガス機器の取り扱い説明時に、この凍結防止機能についての説明を行う業者さんはほとんどなく、自ら忙しくさせてしまっているだけなのですが、使っている人は心配でしょうから慌ててしまうのも仕方のない事です。

 

ガス機器に限らず、新居が完成し引き渡しを受けた時には、建築会社から束になった取扱説明書を、「後で読んでおいてください。」と渡されます。気の利いた業者だと、重要な取扱説明書は事前に渡され、少しは余裕があるのですが、引き渡しと同時に引っ越しをするようなスケジュールの場合は、読む暇などある訳がなく、「いずれそのうちに…。」としまい込まれてしまいます。

 

家電製品を一つ買い替えただけでも取扱説明書は必読なのに、新居の場合は、幾多の設備機器を同時に使い始め、さらに山のような用事に追われます。ひどい時は使い方を間違えて新品を壊してしまったりすることもあります、なかなかここまでは気が付かないものですが、近いうちに住宅の引き渡しを受ける予定の方は、事前に取扱説明書に目を通すか、建築会社の担当者にネチネチと納得いくまで説明を求めてください。

 

筆者がハウスメーカーで勤務していた時に引き渡し時の説明は家族全員を相手にし、3時間くらいは時間をかけ、実際に全ての機器の動作確認と取扱説明書の読み合わせを行いました。特に清掃方法の説明は、家族全員が聞いていれば後々誰も「やり方がわからない。」と言えなくなるので作業分担も楽になりますよ。

 

 

 

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