お家の進路相談所スタッフブログ

大切なのはhome(家族)です。

日本の人口が259千人も減少したそうですね、岡崎市の三分の二にあたる人数ですから驚きです。それでも、そのうち5万人は避難した外国人との事ですので、震災の影響がいかに大きかったのかが窺い知れます。私はどちらかといえば移民受入れ派ですので、外国人がたくさん帰ってきて、今年度は想定外の人口増という結果になってくれたら嬉しいと思っています。

 

住宅の建築にも外国からいろいろな物が入ってきています。特に外材と呼ばれる、輸入された木材は柱や梁だけでは無く、合板などにも使われているので、完全に国産の木材のみで住宅を建築するのはもはや不可能かもしれません。

 

外材のメリットはやはり“価格”でしょう。どう考えても不思議なのですが船に積んで何日もかけて海を渡ってくるのに外材の方が安いのです、私の足りない頭では理解できません。余程、国産の木材は割高になってしまう仕組み()なのでしょう、荒れ果てた植林の山をみると、過去の政策の愚かさが見えてきます。

 

最近の住宅建築では自然素材を用いた建築が流行しています。いわゆる一流ハウスメーカーなどは選択肢が狭められているので、施主が自由に床材や柱を選ぶことは難しいのですが、逆に地元の工務店などになると、比較的自由に材料を選ぶことができる場合が多いです。

 

オール国産とまでは無理かもしれませんが、手に触れるところ、足が触れるところで一部でも自然素材の材料を使えると、きっとなんだか余計に我が家に愛着が出てくるのではないでしょうか。

 

現在では無垢材の床材を使用する人が増えてきているそうです、価格が下がってきていることもあるでしょうが、健康志向の一環でもあるようです。我が家自慢になってしまいますが、我が家も脱衣室を除き全ての床を無垢材にしました。

 

高級な素材を使用する余裕はなかったので、節だらけのパイン材ですが、素足で歩いてもとても気持ちが良いです。以前の家は一般的な合板のフローリングでしたので、素足で歩くと足の裏にぺちゃぺちゃと張り付くような感覚がありました、今では夏でもさらさらしていますし、冬でもヒャっとするようなことはありません(実は私はスリッパが苦手です)

 

それでも自然素材はいいことばかりではありません、例えば無垢材の床材などは合板の床材と比べて収縮が起きますので、夏は伸びて冬は縮みます。ちょっとした隙間が我慢できないような方には向いてないかもしれません。

 

家が住む人を“試す”こともあります、あなたが欲しかったのはただの器(house)ではなく、家族(home)だったはずです。

 

 

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