お家の進路相談所スタッフブログ

土地の値段はどうやって決まる?

先日、基準地価が発表されましたが、土地の価格がどうやって決まるかは

ご存知では無い人がほとんどでしょう。

最終的に一般顧客へわたる価格を成約価格

とすると、それ以外に6種類の価格があります。

まず、お役所が決める次の4種類

良く耳にする固定資産税評価額次に基準地価と公示価格

そして路線価などです。

さらに、民間で使われる査定価格と売り出し価格で計7種類。

役所で決める価格の説明は後日にさせていただくとしまして

一般顧客に関係の深い査定価格と売り出し価格の違いについて

ご説明します。

査定価格はその名の通り、不動産業者が物件を査定して価格を

付けます。この査定の方法には様々な手法があり、100人が査定をすると

100通りの結果が出るかもしれません、つまりたまたま

めぐりあった不動産業者がつけた価格は正当に評価されたかどうかは

一般顧客には見当も付きません、悪く言うと妄信するしかないのです。

“不動産鑑定士”という職業の方がいらっしゃいますが、名前から行くと

その方が全ての不動産の価格を付けそうな気がしますが

そんな事はありません(昔、そういう風に勘違いをしてみえた方が実際に

いらっしゃいました)。

そうするとどんな価格が付くのかは、ほとんど運次第という事になります。

対して、売り出し価格とは、

「査定価格はこうですが、いくらで売り出しましょうか?」

と、売主と相談して決める価格です、売主としては当然少しでも高く

売れたほうが良いので、出来るだけ高い値段で売りたいのですが

市場価格(実際に売れるであろう価格)と乖離しているといつまでたっても

売れないという事になりかねないので見極めが重要です。

しかし、買主の目から見ると話は真逆になります。

買主は少しでも安く買いたので、売主と買主の思惑は相反します。

その場合もし、売主側の業者と買主側の業者が同じだったら

どうなるでしょうか?因みに不動産業者の手数料は売買価格が下がれば

比率して下がります、そのときに買主から値下げ交渉を依頼されたら

不動産業者は誰の利益を優先するのでしょうか?ここで真っ当な業者か

そうでないかが分かれるでしょう、もし売主側の業者が買主側の業者と

同じであったらお気をつけください。

タイトルの答えですが、それが買主であろうが売主であろうが

「 あなた 」です、そしてあなたを正しくサポートするパートナーを

選ぶことです。

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