お家の進路相談所スタッフブログ

何でもいう事を聞いてくれる建築会社が、良い建築会社とは限らない。

2016/3/5

 

 「日照権の侵害を受けています。」と突然の電話。

 本来、弊社ではこのようなご相談は受け付けてはいないのですが、何だか切迫した雰囲気でしたので、あくまでもお聞きするだけという条件で電話を続けました。

 

 ずいぶんと弊社からは離れた場所からの電話でしたので、詳細はまったくわかりませんが、「目の前の敷地に家を建てられたが、そのせいで家が日陰になって困っているので何とかならないか。」とのこと。でも、話を聞けば聞くほど相談者の方にとっては不利な結論しか導くことができませんでした。

 

 相手の家がルール違反でもしていない限り、既に建ってしまった建物に対してどうこう言うことはできません。劇的に環境が変わったしまったことは気の毒に思いますが、相手側は自らの権利を行使したに過ぎず、法的な非が無いのであれば、こちら(電話をいただいた相談者)側はクレーマー扱いになってお終いです。

 

 ただ、この話の教訓は、建築主は自分が建物を建てることにより、大なり小なりは周辺に環境の変化を及ぼすことを、事前に当事者に説明する努力を尽くしていれば、避けられるトラブルだったかもしれないということです。

 

 新しい建物が及ぼす環境の変化は、なかなか施主にはわかりませんが、設計者や施工会社であれば、わからないはずはありません。着工前の挨拶に行くときに、具体的な説明をしていれば、このようにこじれて隣人同士の人間関係を破壊するような事は避けられたかもしれません。

 

 施工者や設計者は建物を作ることだけでなく、完成後に気持ちよく生活できることまでを考えてあげなければいけませんし、プラン段階で問題を発見できているのであれば、例え施主の希望に反することであっても、進言してあげるべきです。

 

 

それにしても、最近は何故かこのような電話をいただくことが多いです。世の中が世知辛くなってきたのでしょうか?

 

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